Musiker(音楽家)になるために: 2010年9月アーカイブ

音楽は目的ですか?手段ですか?

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音楽家はどうやったらビジネスとして成り立つんだろう?と悩んでいるときに

音楽を人を集めるための手段として考えなさい

と、ブランディングが専門の大学の先生に言われたことがあります。

そして、商店街の催しや町起こし活動に参加したら?とアドヴァイスをされました。

 

私はそのとき正直、

単なる人寄せのために演奏するなんていやだな・・・と感じました。

私は 演奏するからには音楽を聴いて欲しい 

クラシック音楽好きだとおっしゃる先生だけれど、音楽家の気持ちは理解していないなと思いました。

 

ところが先日、音楽を手段として使う という考え方をなさっている音楽家にお会いしました。

鈴木敬さんという作曲家です。

鈴木さんは、コンサートではなく「講演会」という活動に力をいれています。(彼流には幸縁会と呼びます)

オリジナルの音楽やピアノの演奏をいれての音楽中心の講演です。

コンサート」と言ってしまうと目的が限定されてしまう活動を
「講演会」 と名称を変えることによって広いお客さまのニーズに応えられるんですね。

鈴木さんの人柄や話術が成せるビジネスモデルだな・・・と感心しました。

 

その鈴木さんがおっしゃったことが心に残りました。

 

お客さまは、よく「いい音楽が聴きたい」とだけ言うけれど 本当の気持ちはちょっと違うと思いますよ。

楽しみたい、エキサイトしたい、教養を身につけたい リラックスしたいなど

そういう目的のために音楽を聴きたいと思っている人がほとんどです。

そんな人たちには 単に音楽聴かせるだけでは なかなか満足してもらえません。

私たちはお客さまの本当の目的にあわせてもっと

エンターテイメントを 工夫する必要があると思います。

 

そうなんですね。。。

わたしたち音楽家にとって音楽は「目的」ですが

(たとえ貧乏でも好きに演奏ができ、いい音楽が聴ければ満足・・・涙!)

多くのお客さまにとって 音楽は「手段」です。

いい気持ちになるため 豊かな人生のため

 

ビジネスとして音楽をやっていく上で、大切なことを教えていただきました。 <(_ _*)>

 

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