音楽家として社会人としての最近のブログ記事

仙台フィルの水野君に会いました。

| | コメント(0)

藝大の同級生で仙台フィルのファゴット奏者水野一英くんがラフォルジュルネ金沢に来ていたので久々に会いました。


震災で6月まで主催公演を休止している仙台フィル。
東北の避難所などで主に室内楽によるボランティアコンサートをしているとのこと。


水野くんもこのGWは金沢のラフォルジュルネ音楽祭にOEKのエキストラ奏者として呼ばれてきましたが

今は地元でのボランティアの演奏を最優先しているとのこと。


「被災地の人を少しでも音楽で元気づけて、音楽が、仙台フィルが宮城県にとって必要なものだって思ってもらわなくちゃね。」


不便な生活や将来の不安のある中で

今、音楽家としてやるべきことを懸命にやっている水野くん。 尊敬しました。


水野くんの、仙台フィルの姿を見て、私も今自分がやれることを少しずつやっていこうと思いました。

仙台フィルがんばれ! 日本中の音楽家たち がんばろう!!



 

 

 

今、音楽家にできることって何だろう?

| | コメント(0)

先日、ボランティアコンサートに参加させていただきました。


東日本大震災が起こって以来、

「音楽なんてやっている場合ではない」

と思っていました。

こんな時音楽家なんて役立たずだ と情けなく感じていました。


そんな時、あちらこちらでオーケストラや著名な音楽家によるボランティアコンサートが開かれ話題になってきました。

音楽っていいよね、こんな時こそ音楽だよね。


そんな言葉が私の周りで聞えてきました。

 

それでも、私は音楽をする気持ちになれませんでした。

 

音楽は私にとって一番大切なもの、音楽をしている時が一番幸せ

 

今、こんなに困っている人がたくさんいるのに、自分が幸せになってはいけない、、申し訳ない

 

それでも、音楽家として何かやりたい、やるべきだという思いから、ボランティアコンサートに参加することにしたのでした。


当日、一緒に演奏した音楽家の人たちが、私と同じ思いでいることがわかりました。


今、音楽をやっていていいんだろうか?

その答えは、やはりコンサート会場でわかりました。


満席になった会場のお客様が、演奏する音楽家の思いに共感し、とても喜んでくださったのです。


今、自分になにができるのだろうか? 

みんな悩んでいるとわかりました。


できることをやればいいんだ、音楽家ができることをやればいい

会社を休んで避難所へ行くことも、

被災地に必要なものを寄付することも、義捐金を出すことも


そんないろんなことの中に


避難所で音楽を聞かせたり、

私が参加したようなコンサートで、被災者ではないけど、心を痛めている人たちが集まって


気持ちを一つにするために演奏することも、

役に立っているんだとわかりました。


大切なことは、ちいさなことでも自分にできることを勇気を出してやることですね。


ボランティアコンサートに参加させていただき

音楽家としてできることに気づくことができました。

2011年の目標

| | コメント(0)
  1. 自分が楽しいと感じることをいつもやれますように。
     
  2. 感謝の心をもち、なにも欲せず、心穏やかに暮らせますように。
     
  3. だれかの役に立てますように。
     

ボランティア元年・初しごと

| | コメント(0)

2010年、新年明けましておめでとうございます。

今年は思うところあり、ボランティアに挑戦しようと考えています。

元旦、さっそくボランティア初しごとやりました。雪かきです。

まずはいつもどおり、自宅の前を除雪。
昨晩一通りやったのに一晩で20センチ積もっています。
我が家は間口が広めなので、自宅前だけでも40分ちかくかかります。
気温2度の中うっすら汗もかきました。

普通はこれで終わりにするのですが、
ボランティア元年の私、我が家から2軒先で面している大通りの歩道も除雪しました。

元旦で人通りが少ないのが幸いです。
頭は汗と雪でグシャグシャ、15年ものの作業用ジャンパーもびしょびしょ
途中でジャンパーも脱ぎ捨てて
なりふり構わず雪降りしきる中エッサエッサと作業に集中の2時間。

人が1人歩ける程度の幅に約20メートルの道を作りました。

「ひぇ~~ 肩や背中が痛い・・」
私も若くないから、この労働のツケはあとから来るので、今日はこのへんでおしまい。

しかし雪に埋まった歩道は延々と続いています。
また悲しいことに、除雪したところを振り返ればまたうっすら雪が・・・・

ほんの一部を除雪したところでたいして役に立たないかもしれませんが
私の除雪した区間は、歩く人が意識するかどうかわからないけど歩きやすいはず。
少しでも人の役に立とうというのはこういう小さなことの積み重ねです。

だれに感謝されたわけでもないけど
ちょっとはダイエット効果もあるし重労働のあとのおせちはおいしいし、いいことばかりです。

ボランティアってだれのためでもない自分のためですね。

今年は音楽でもボランティア活動を挑戦してみようと思います。

 







 

 

講演依頼!?

| | コメント(0)


ムジカー100のお問い合わせより
私に講演のご依頼がありました。
ある学会での特別講演だそうです。

ムジカー100に「演奏依頼」というカテゴリは作りましたが「講演依頼」はなかったはず・・・?

「コンサートではなくて、こ・・講演をするのですか?」

ただでさえ話すのが下手だ、司会も日々練習だなどとぼやいている私に
講演なんてとんでもないことです。何かの間違いでは・・・?

結論からいいますと、恐れ多くも私は講演をお引受けすることにしました。

なぜなら、まずその学会を主催する組織の会長さんがとても素敵な方で
お会いしてすぐにこの方のためにお役に立ちたいと思ったからです。
そして
学会のテーマがムジカー100の理念に共通するとおっしゃられたからです。

ムジカー100の理念

  • クラシック音楽家と音楽を必要とする人との出会いを提供する
     
  • クラシック音楽家の社会的、経済的向上またクラシック音楽の普及とレベル向上
      
  • クラシック音楽家のネットワーク機能となりクラシック音楽の社会貢献活動を手伝う

私は、他の職種には当たり前にあるような組織の機能をムジカー100でも実現できれば思って作りましたから、たしかにムジカー100の理念はあらゆる職業に当てはまるものです。

相談の末、講演時間の前半はムジカー100を作ったきっかけを中心に、音楽家の活動、現在の私の思いや希望をお話し、、後半はコンサートをさせていただくことになりました。

それにしても、ムジカー100は私につぎつぎと新しい出会いや試練を与えてくれます。

昨年のビジネスプランコンテストのプレゼンテーション同様、この講演は七転八倒の苦労をすると思いますが、苦労のあとには必ずご褒美アリ、一生懸命にやれば今回もきっと新しい発見と成果があるに違いありません。

初仕事「講演」に向けてガンバリマス☆

 

コンサートのMC修行中です

| | コメント(0)


最近音楽会でのお話や司会に力をいれています。

演奏会の流れや曲の雰囲気を保ちながら
聴きに来てくださった人が知りたいこと、面白いと思ってくださるだろうことを話すように努力しています。

そのために事前に、「こんな内容のコンサートをするんだけど、どんなことをお話したらいいかな?」と
まわりの(音楽家でない)人にリサーチします。

演奏だけでなくお話が重要だと思うようになったのは旅行の経験からです。

観光していて歴史的な建物などをただ眺めていてもなかなかその価値はわからないものですが
ガイドさんや土地の人に説明してもらうだけで見方が変わり興味が湧いてきます。
解説書やガイドブックでは私にとってはいま一つのような気がします。

人とのコミュニケーションがその土地に親近感を持たせ
旅っていいな、他の土地にも行ってみたいなと思います。

クラシックコンサートも、たんたんと演奏するだけでは、演奏者や作曲家のメッセージは伝わりにくいと思うのです。プログラムの曲目解説やプロフィール文だけなく、
お客様の目をみて、わかりやすく楽しくお話しすることはコンサートに来てくださったお客様の満足度UPに効果的です。

最近、ウケた話題は
「母の日のコンサート」で、”どんな母親に育てられて音楽家になったか?”
音楽家の家庭やおいたちに関する話はとても興味をもたれるようです。

しかしながら、
演奏に集中しているところを、お話もするというのは難しいことでもありますね・・・
使う脳の場所が違うからでしょうか?  

すばらしい出会いと残念だったこと

| | コメント(0)


昨日は音楽事務所からの仕事で、社会福祉施設開業セレモニーの演奏をしてきました。

全国でも珍しい民間が運営する障害のあるこどもたちのためのデイサービス施設。
ログハウスの建物と、自然を生かした園庭が特徴で、
心うきうきする空間でした。
私たち演奏家は、その園庭にあるテラスでの演奏でした。 

正直昨日の演奏は私にとって悔やまれる点の多いものでした。
というのは私が自分でこの施設を前もって見に来ていれば
もっとこの施設にあったプログラミングができたのにと感じたからです。

私は事前の音楽事務所の情報から、演奏する場所が一般的な学校、つまり
ビルの校舎に囲まれた、赤土かアスファルトの中庭で演奏すると想像していました。
音楽を聴く対象は保護者。

ところが、当日行って見ると トトロやハックルベリー・フィンが出てきそうな場所だったのです。

そもそもハープとチェロという雨や湿気に弱い楽器をいれた編成が組まれていた時点で
園庭で演奏をすることに半信半疑。
その上、当日の進行や演奏場所についてもなかなか情報がいただけませんでした。

演奏者と依頼者の間に音楽事務所が入っている場合は連絡は迅速かつ正確にしなくてはなりません。

新しい福祉施設のエネルギッシュなスタッフとの出会い
目をキラキラさせた子どもたちとの出会い
園庭に放されていたアルパカたちの優しい眼差し

ステキな出会いのたくさんあった仕事だったのですが
演奏の仕事という点に関しては残念だったのでした。

 

素顔のままでは演奏できません。

| | コメント(0)

クラシック音楽家は素顔のままで演奏できません。

ということに気づきました。
先日のプレゼン+演奏がどうしてうまくいかなかったのか
原因を考えていてわかったのです。

(素顔というのはお化粧ナシでという意味ではありません。気持ちが普段のままという意味です。)

わたしはあの日ムジカー100のプレゼンで
クラシック音楽を身近に感じていただきたいとお客様に話していました。
その後の演奏でも
肩の力を抜いて音楽を聴いていただこうと
私のマヌケた性格や共演者の素顔の話を披露しました。

そして、いざ演奏となったときも
自分の素顔のままで演奏しようとしたのです・・・・

演奏は演奏者の人柄やその時のコンディションを反映しますが
それが目的ではありません。
演奏する曲の内容、作曲家の意図を表現しようとしています。

ですから、自作を演奏する場合を除いて
普段の自分のままで演奏することはまずないのです。反対に
想像力と集中力を肉体の限界まで駆使して演奏します。
役者が演じるように、クラシック音楽家は作品を演じるという言い方がわかりやすいかもしれません。

その姿が一部の人に
クラシック音楽を硬苦しく感じさせているのかもしれません。

次回プレゼンをするときには、
この私の失敗談から
クラシック音楽家が何を考えながら演奏しているのか
というお話もさせていただこうと思います。

 

「プレゼン+演奏」の試練

| | コメント(4)

相変わらずムジカーのプレゼンに頭を悩ませる日々です。

昨日は初めて、プレゼン+演奏 という過酷なパターンに挑戦しました。

それも会場で私の紹介はこのような言葉で始まりました・・

「今日お集まりの皆さんの中で クラシック音楽が好きという方はどのくらいいらっしゃいますか?」
・・・・
しーん(誰も反応しない)
・・・
そうですよね。そのクラシック音楽をもっと身近にして需要を開拓しようとしているのが
ムジカー100です・・・・・」

げっ  これはいきなり効きました。
初っ端からクラシック音楽なんてお呼びでないと?!

そんな空気になろうとはツユも思わず
私はいっしょに演奏するクラシックギターのMさんと私のデュオの名前を
会場のみなさんに募集するといった企画まで用意していたのです。

なんという茶番!

ど~んとテンションが落ちる中
必死に気を取り直してプレゼンを終えましたが
昨日の演奏は、私の音楽家人生ワースト10に入るほどの惨憺たるモノでした。(泣)

こんなときにこそ、
最高の演奏をして、幾人かの人にクラシック音楽もいいもんだな
と思っていただかなくてはならないというのに。

自分のふがいなさに更に打ちのめされました。

考えてみれば
クラシック音楽の市場を開拓するというのは
こうゆうことですよね?
音楽の好きなひとばかりに囲まれた温かいけれど狭い世界から
勇気を持って飛び出すということ。

ムジカーをやると決めた時、自分で演奏するのはやめようと決心していました。
自分が演奏していては、周りが見えないからです。
ところが一方で
ムジカーの宣伝のためには自分が演奏して周らなくてはならない状況があります。

プレゼン+演奏 の試練はこの先続きます・・・・









 


「街中でいろんなコンサートが開かれていて
気軽にいつでも生の音楽が聴けるようになるといいですね。」と
クラシックが好きな方はよくおっしゃいます。
大概、海外で暮らした経験のある方です。

私がウィーンに留学していたとき
毎日のようにコンサートに出かけていました。
ウィーンは音楽の都
すばらしいコンサートやオペラ公演でも
安い立ち見席や学生券ありましたし、
予約などしなくても、ふらりと行って聴くことができました。
疲れれば途中で出てきたり、遅れて途中から入ったり。
気軽で自由にコンサートを聴いていました。

きっとこんな音楽の楽しみ方が理想なのでしょう。

ムジカーにも
いい音楽を気軽に楽しめる企画を提供してほしい
というご意見をよくいただきます。

でも、冷静に考えると
私の住むちいさな街ですらなんとたくさんのコンサートが開かれていることか!

音楽家が開くものだけでなく、
講演会などに付随して開くもの
レストランなどが集客のために開くもの
団体が音楽家を招いて開くもの

待てよ!
もう十分に街中でコンサートが開かれているのではないでしょうか?
ただその情報がうまく伝わっていないだけかもしれません。

ムジカーはクラシック音楽家の存在を中心として
コンサート情報などを発信しています。

そこにもうひとつ視点を変えて

コンサートや演奏の情報を
欲しい人に届けてあげることができるのではないかと考えはじめました。



 

 

Powered by Movable Type 4.27-ja