例の事業計画書。
まさかアレが選ばれようとは・・・・

石川県産業創出支援機構の「革新的ビジネスプランコンテスト」の書類審査です。

このブログでひ~ひ~言いながら書いていた事業計画書を
無謀にもコンテストに応募したのです。

しかし、その事業計画書の主旨たるやなんと
「わたしにはこの事業をひとりでやるチカラはありません!」チャンチャン♪
・・・なさけな~い・・・


クラシック音楽家の純粋な生き方が報われる社会の仕組みを創りたい
ただその一念でたちあげた事業。
でも世の中そんなに甘くないとわかったのは事業計画書を書いたからです。
事業をするにあたっての知識ナシ、人脈ナシ、資金ナシ、収益のアテナシ。

審査に通るわけないから審査結果なんか来ても来なくても状況は変わらない
といつしかコンテストに応募したことすら忘れておりました。

実際、自宅の机の上の請求書の中にあったコンテストの審査通知を
たぶん一日以上気づかずにいました。(うっかり捨てなくてよかった・・・) 


だからといってムジカーの行く末に見切りをつけたのではありませんよ。
今度は事業の経営のノウハウを初歩の初歩から勉強し始めました。

そして最近わかってきたのは
たとえ経営の知識を多少得たところで

自分が一音楽家から事業経営者へ
感覚から人生観まで変わることができなければ前には進めないということです。

一朝一夕にはいかないぞ。
わたしが事業主となってあらゆるリスクを負うと腹が括れる日まで
今しばらくは周りを見ながらムジカーの運営方針を練ってみようぞ。

と、長期戦で構える覚悟を決めた矢先のこの結果通知。が~ん★

のんきな私が、生き馬の目を抜くような経営者になれるまで待ってはいられなくなりました。
千載一遇のこのチャンスをものにしなくては!

きのうまでの私を捨てて、
コンテストの大賞を取るために全速力で走り出します。

収益を追求しない理由

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ムジカー100について、

どこから収益をあげるのか?

とよく訊かれます。

正直まだわかりません。
このサイトが必ず音楽家をはじめ、社会の多くの人の役に立つと
疑わないから作りました。運営資金とか利益とかほとんど考えていなかったのです。

でも、ムジカー100のサイトが収益を求めないということが
このサイトの意図や目的を見えにくくする
という意見がありました。

収益がないなら
このサイトの運営資金源はどこから来るのか?
それが明確でなければ
ムジカー100を信用できない

なるほど〝ただより高いものはない”なんてことわざもありますから。

 


コンサートホールではなく野外やイベント会場の中でクラシック音楽の生演奏をする機会があります。
音楽を聴く目的で人が集まっていない場所での演奏は演奏者にとって不安が一杯です。

その苦労の内容をご紹介します。

  1. 演奏の依頼を請けた時点でイベントの内容や主旨、演奏の環境がわからないことが多い。
     
  2. 音楽のことを知らない担当者の場合は事前の打ち合わせも当てにならないことがある。
     
  3. イベントの環境やリクエストの内容に応えるのが難しく、なぜ自分に(自分の楽器に)演奏の依頼が来たのか理解に苦しむことがある。
     
  4. 音楽のことを知らないスポンサーが一方的にリクエストを出してこられた場合
    どの程度それを遂行しなくてはならないのかわからず、必死に楽譜を探し苦労してプログラムに盛り込んだら、別にどっちでもよかったなどと後から言われてガックリくることがある。
     
  5. 会場にいって演奏のセッティングがまるでクラシック音楽に適さなかったりして戸惑う。
    何があってもある程度対処できるように早め早めに会場入りするようにする。
     
  6. 野外の場合、暑ければ楽器の音程が上がってしまうし、汗で手が滑る。
    寒ければ手がかじかんで動かなかったりする。
    演奏の衣装は、男性はタキシードや燕尾服なのでとにかく暑い。
    女性は肩や腕の露出したドレスが多いので寒さに弱い。
    風で楽譜が飛ぶのはよくあることなので洗濯バサミは必需品。
     
  7. 上記のように裏でなにがあろうとも、聴衆は事情をいっさい知らないわけだから絶対恥ずかしい演奏はできない。聴衆と演奏家は一期一会、目の前にいるどんな人にも演奏を楽しみ満足して欲しいから
    舞台に立ったら全身全霊で演奏する。
     
  8. 演奏が終わっても、聴衆がどんな感想だったのかわからないことが多い。
    演奏の音響やイベント会場の中での生演奏の役目は十分だったのか主催者が満足したのかもわからないことが多い。
    お客の反応がイマイチだったと落ち込んで帰っても、後日すごく良かったなどど言われることもあれば、手ごたえがあったと満足していたら、あとで会場のアナウンスがうるさかったとか、PAの音量が大きすぎたなどと聞くこともある。

コンサートホール以外の演奏は本当に神経を使うのです。
でも普段コンサートを聴く機会のない人に演奏を聴いてもらい、感動してもらえたり、また聴きたいといってもらったりすると本当にうれしいです。


 


苦労に苦労を重ねた事業計画書。
睡眠を3~4時間削って格闘した1週間でした。

できあがった事業計画書は、
自分で読み返しても稚屈で、なさけないものでしたが
 
ムジカー100の事業のことを自分の頭の中だけでわかっているのと、
人に説明するために整理して文章にすることはだいぶ違うことだと知りました。

そして
事業には資金と人材が必要なこと・つまりわたしひとりではやれないこと
を嫌が負うでも明らかにしなくてはなりませんでした。

 これは内心わかっていながら目を背けてきたことでもあります。
だれもやらないから、私ひとりでやってみる。自分でやれる範囲でこつこつやっていく・・・
そんな風に創めた事業だけど、
ずっと誰かが一緒にやってほしい、私にチカラを貸してほしいと思ってきました。

ですから
事業計画書は大まかに次のような主旨にしました。
++++++++++++++++++++++++++++++
ムジカー100はクラシック音楽家にとっても社会の多くのひとにとっても
有意義な事業です。
でもわたしのようなチカラのないものが一人では続けていけない。
資金と事業協力者が必要です。
++++++++++++++++++++++++++++++

もちろん、今後自分でできる範囲の方針も含めて書きましたが・・ちょっと情けない内容です。


ムジカー100はもう事業として走り出しました。
事実、少ないけれどムジカー100に登録してくださった人が何人もいるし
ムジカー100を利用してくださった方も何人もいる。

事業って個人的なものではないんですよね。

資金がないからあきらめる、
自分ひとりで頑張って勝手に事業をやめるというわけにはいきません。

つまり事業を運営する人間には相応の責任を負う能力と意志が必要だということ。

事業計画を書いてわかったことはそれでした。

ムジカー100の事業を継続し発展させるために、

まず自分が変わらなくてはならない

ということです。

事業計画書に挑戦2

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行政のバーチャルビジネス(新事業)支援担当者の方に
事業計画作成のアドヴァイスをいただく機会を得ました。

「思いだけが先行して、事業にならない方が多いのですよ・・」
アポをとったとき
担当者ののっけから厳しいおコトバに
ちょっとびびりましたが、・・・

アポをとって書き始めた事業計画書
とにかくやればできるさ、やるしかないさ
と取り掛かったものの
現実は甘くなかったのです。

結局全部かけていない
書いたところも、推敲を重ねた末に
支離滅裂の文章になっている状態で
アポの日になってしまいました。

でも
時間をかけたからといって、ちゃんと書けるという状況でもないことがわかったので
(そこまでレベルの低い話なのだ・・トホ・・)
勇気を振り絞って出かけたのです。
 

事業計画書に挑戦1

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ムシカー100の事業計画書を作ることにしました。

ムジカー100の事業の内容を
あらゆる分野の人に
理解し、
賛同して、
できることなら協力していただけるようにしたいのです。

そのためには
読むだけで
わたしの熱い思いが伝わるような事業計画書が書きたいのです。

しかしこれが難しいです・・・・

自分の思いが強ければ強いほど
あーも書きたい、こーも言いたいとどんどん文章が膨れてしまいます。

わたしのようなちっぽけな田舎モノの経験と見解が
日本中の全く違う業種の方々に通用するのでしょうか?

その上文章力のないわたしが

〝事業計画書〟を書くという試練

ムジカー100の事業を思い立ってから
なにをするにも勇気を奮い起こす決断の連続です。
その結果
たくさんの人に出会い、たくさんのことを教えてもらいました。

今回もそう。
事業計画を作ることは自分で決めたこと
だから新しく見えるものがあると信じてがんばろうと思います。

 


数年前ベストセラーになった
「金持ち父さん 貧乏父さん」ロバート・キヨサキ著 は
私がこの数年でもっとも影響された本です。

もう読んだ方も多いと思いますが
中に音楽家にとって大変耳の痛い内容がありますので
ご紹介します。

〝実際の社会で成功するには才能だけでは不十分〟

クラシック音楽家になるために
小さいころから一筋に才能を磨いてきた者にとってドキっとすることばです。
では、才能の他に必要なものとは?

〝セールス〟と〝マーケティング〟顧客のニーズを知り、営業すること。

私たち音楽家の学んだマーケティングは
200年前のヨーロッパのマーケティングであって
現在のではありません。

バロック音楽や12音階の音楽を教えながら
「こんな音楽は今誰も聴きたがりません」
なんて先生がいったことありませんよね。

現代の急速な情報化社会では
自分の存在を必要な人に見つけてもらう努力をしなくてはなりません。
それにはまずネットの利用は不可欠です。
音楽学部にはなかった科目です。

専門的になればなるほど見えなくなるものがあります。

社会が私たちクラシック音楽家にもとめているものに応え
自らも存在とポリシーをアピールすることです。

クラシック音楽家情報サイト「ムジカー100」

自分の名前をネットで検索したことがありますか?

意外にたくさんのサイトで自分の名前が載っているのに驚きます。

ネットの膨大な情報は、
利用する側に立てば大変便利なものですが
情報を提供する側に立つと 
その管理はたいへん難しいものですよね。

わたしはネットで商売しているわけではないから・・・

音楽家の多くはこんな風に考えています。
でも現実にはネット上の自分の情報を放っておく訳にはいかないと思います。

あなたにその気はなくても
ネット上のあなたの情報は
あなたがプロである以上、利用者にとって必要なまたは興味のある情報として
受け取られかねないからです。

自分がネットを日常的に使う使わないに関係なく
世界中のだれかが
あなたの情報をネットで探すかもしれません。
また
万一あなたの誤った情報が流れないとも限らない
新しい情報がなければ何年も前の情報が残ってしまう。

ですからプロとして
新しい正しい自分の情報を常に発信しておく必要があると思います。

 

 

最近ストレスが多いです。

それも以前には感じたことのない感覚のものです。

やりたいこと、やらなくてはいけないこと、
自分ではできそうにないこと、できるのになぜか乗り出せないこと、
やってもやっても片付かないこと、
知れば知るほど自分には手の届きそうもなく思うこと
考えても考えてもひとりでは決められないこと

こんなことがらが
アタマの中を ぐるぐる ぐるぐる ・・・・・・

ムジカー100の仕事を始めてから起こる現象なので
きっと 音楽以外の作業をしているからだと思いました。

そうか~
やっぱり苦しいことも多かったけれど
私は音楽が好きだったから
音楽を仕事にしていたときは
ストレスらしいストレスを抱えなかったのだわ。

今は ネットの仕組みや広告のこと
それに慣れないブログなんか書いて
やっぱり無理してるのよね・・・ うんうん

この先やっていけるかな・・・
 

友人に愚痴ってみましたら

ストレスの原因は
今の仕事が自分ひとりで達成することができないからでは?


と言われました。

 

看板を揚げるのがこわい

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音楽家や音楽教室の登録をご案内していたら、こんな意見があります。

宣伝はオープンにしたくない
月謝や謝礼を公表しづらい・・・
仕事は欲しいし、生徒の募集もしたいけど・・・・

理由は・・・・税務署に目をつけられるとこわいから。

なるほど、よくわかります。(税務署の方ごめんなさいね)

税理士さんに依頼してきっちり申告しているなら心配ないかもしれませんが
自分で申告していたら
間違いがあるかもしれないし、痛くもない腹を探られるのは・・
と、誰でも考えますよね。

私もムジカー100の事業をする前まで同意見でした。
今だって税務署からなんか送られてきただけでドキッとします。
(この間は申告の内容が間違っていて税金を戻してくれる通知だったけど・・ホッ)

でも、今はこの考えにたいせつな視点が抜けていることを知っています。

利用者、つまり音楽を習いたい、演奏を依頼したい人の立場です。

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