ベネズエラ楽器支援キャンペーン・現地レポート

 

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~第66回ピースボート 現地レポート~

以前、こちらでも紹介させていただいたNGO「ピースボート」が行う楽器支援 キャンペーン。

全国の楽器店やオーケストラ、キャンペーンを知った個人の方々 からバイオリンやトランペットなど、62台の楽器が集まりました。中には、50年 以上愛用されていたバイオリンをご提供いただいたバイオリニストの方も。本当 に感謝感激です。

そして今年7月、楽器を乗せた船がベネズエラに寄港、訪れた ボランティアらによって、無事ベネズエラの子どもたちの手に届きました。

届けた先は、昨年末の来日公演で日本のクラシック界にも旋風を巻き起こした 世界的な若手指揮者グスターボ・ドゥダメルを輩出した「エル・システマ」の子 どもたち。
この楽器で練習した子どもたちの中から、いつかドゥダメルに次ぐ世 界的な音楽家が生まれるかもしれませんね。

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「エル・システマ」(正式名称「FESNOJIV」)は、1975年に元文科相のホセ・ アントニオ・アブレウ博士によって始まったプロジェクト。
忍耐、自尊心、協調 性、自己表現力などを養うクラシック音楽に触れることで、貧困や犯罪から子ど もたちを救おうという無料の音楽教室を展開してきました。
障害者向けの手話 オーケストラなど含め、約300に分かれるグループに参加する青少年の数はなん と約30万人。これを、100万人にまで増やそうというのが、アブレウ博士やその 夢を共有する彼らの目標です。

今回のピースボートでは、そんな貧困の現場を訪れるとともに、彼らとの交流 を行ってきました。
「エル・システマ」本部施設を特別に訪問させてもらった際 には、偶然にもコンサートのためにベネズエラ帰国をしていたドゥダメル氏によ るリハーサルを見学!一同その演奏に大興奮、鳥肌が立ちました。
また、「エ ル・システマ」バルガス州支部の若者たちを訪問した際は、日本の「故郷」「浜 辺の歌」をサプライズ演奏してくれたり、さらにその若者たちが船に乗船し、約 1週間ほどともに航海したり、と本当に充実した訪問となりました。

※現地の交流の様子は以下でご覧いただけます。
http://www.peaceboat.org/cruise/66th/life/82.html
http://www.peaceboat.org/cruise/66th/life/80.html
http://www.peaceboat.org/cruise/66th/life/85.html

※動画You Tubeでもご覧いただけます。
http://www.youtube.com/watch?v=7ppA_ss87Ms
http://www.youtube.com/watch?v=UEjVklbe3To&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=6-qaAvWo114

そして、ピースボートでは、今後も継続して「楽器支援キャンペーン」を行い ます。
届け先は、「エル・システマ」に加え、南アフリカの青少年楽団「アフリ カン・ユース・アンサンブル」。この楽団も、アパルトヘイトという人種差別や 貧困・犯罪から子どもたちを救おうと始まりました。
今回のベネズエラ訪問に よって、改めてクラシック音楽の可能性に気付いたいま、たくさんの楽器を現地 に届けてきたいと思います。今後とも、ぜひご協力よろしくお願い致します。

南アフリカ・ベネズエラ楽器支援キャンペーンチラシ・ダウンロード.pdf

(文:ピースボート合田茂広)

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